ちいさな日々の記録

2019/12/30

今年もありがとうございました。

2019年も終わろうとしています。今年も本当にありがとうございました。出会い、再会、別れ、を通しての喜びや悲しみを受け入れ、自身の感じ方をしっかりと噛み締めて見つめられた一年だったように思います。何が起こっても動揺することなく冷静に判断し、行動ができたかなと思います。28日は家族で熱田神宮へ今年のお礼参りに行ってきました。大きな事故や病気もなく良い一年を過ごすことができたお礼をお伝えし、今年をくくることができそうです。

まだまだ大掃除などもあり来年の豊富をゆっくりと考えるところまでいけていませんが、年始からはダイエットを含め身体のケアをしっかり始めようと思います。どうぞ、よいお正月をお迎えください。

大木や大河のようにゆったりと構え、これから迎えるすべてのことに向き合い過ごしていけますように。
すべてのことに感謝を込めて。

来年も編み物のこと、手仕事のこと、猫のことなど、日々のひとにぎりの幸せを綴っていこうと思います。

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熱田神宮にて。白い蛇を見ることがあると聞きますが、いませんでした。

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空気が澄み渡って、清々しかったです。

2019/11/30

2019年 秋

暖かい秋が過ぎようとしていて今日が11月も最後の日。日々に精一杯になっていて秋を感じる時間も持てていなかったように思います。

新しく変化があったことは前にもここで綴った9月の終わりに二匹目の猫をお迎えし、今月、通りすがりで出会った壊れそうな子猫を保護しました。放っておけば車にひかれたり、カラスに食べられたり、良くないことが起こることが容易に想像できました。そんな子猫を前にどうしたら良いかしゃがみ込んでしまいました。知り合いに電話で相談し、自宅に戻ってケージとご飯を持っていって保護しました。翌日病院に連れていって、目に傷はなく見えるようになるということ。毎日猫風邪のお薬とご飯をあげて過ごしました。生き物の生命力ってすごいですね。みるみる元気になってきました。二匹目の猫はラグビーの田村選手から優をいただき、ゆうちゃん、子猫は白いので雪からゆきちゃんと名付けました。3つの命を側に置きながら癒しとエネルギーをいただく毎日です。

これまで欲しい、や、やりたい気持ちに集中し、絶対的に手に入れてきましたが、少しそこは抑えつつ、この命たちが尽きるまで自身が健康でお世話できるよう、家族を守れるようにという方向に意識をシフトして日々を過ごしています。

今日は歯医者さんに行く前の時間にあずきを煮てつぶあんを作っています。明日トーストの上にのせて食べようと。忙しさにまぎれ自身をそっちのけにしていたので食事から見直すことにしました。名古屋栄のオアシス21で第二、四土曜日の8時30分からファーマーズマーケットが開催されています。たくさんの野菜を買ってきて食しています。葉付き人参など新鮮なお野菜が買えるのでおすすめです。今年も残すところ1ヶ月。やるべきことを確実に終わらせて今年を終えたいと考えています。編み物の方は過去に編んだセーターを解いて2枚を編み直しています。現在は2枚目を編んでいます。本当に本当に少しずつしか進まないのですが、また写真が撮れたら載せようと思います。

身体をしっかりとケアして病気、事故からも守りたいですね。温かくして冬をお過ごしください。

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お父さんとお母さんは同じで一歳違いの姉と弟です。

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左がゆう、右がみい。みいは本当に出来たお姉さんです。優しく接してくれています。ゆうは野生期間が長くて怖がりさん。数ヶ月経って触らせてくれるようになりました。いつか抱っこできる日がきたらとても嬉しいだろうとしみじみ感じます。

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ほとんど開いていなかった目もきれいになり、美人さんになってきました。ゆきです。

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食べきれないほどのお野菜を買ってきました。

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大切に育てられていて、とても美味しかったです。

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にんじんの葉もにんにくと一緒に炒めていただきました。

2019/10/12

台風19号のため

台風19号が発生して多くの雨をもたらしていますが、皆様安全にお過ごしでしょうか。参加をお伝えしておりましたART&CRAFT静岡2019は中止となりました。残念ですが、自然の力には逆らえないですね。毎回お越しくださるお客様とお会いすることができないことをすごく残念に思います。すべてのことには意味がある。すべてを受け入れてまた明日。

前回の投稿からの1ヶ月間はめまぐるしく濃密な時期でした。身内に不幸があり、音沙汰の無かった親戚の話を耳にし深く悲しみ、一方で我が家へ新しい猫をお迎えし、先住猫も少しお疲れ気味に。悲しいことも、苦しいことも、楽しいことも人生いろいろあった方が良い!! イベントが中止ななったことで、少しスローダウンし、日々に向き合いたいと思います。また猫たちのこともご紹介したいと思います。この連休をくれぐれも安全にお過ごしください。

2019/09/13

ART"CRAFT靜岡手創り市に参加させていただきます。

秋の虫の声がして朝晩は秋の風を強く感じるようになりました。暑かった夏を乗り切ってくれた身体をいたわるシーズンですね。今年もART&CRAFT静岡手創り市に参加させていただけることになりました。本当にクォリティの高いイベントに参加させていただけることに身が引き締まる思いと共に準備を進めております。ただそれはひと針ひと針で亀のようなスピードなのが現実です。ずっと編んでみたかったイメージの帽子が昨晩ほぼ完成しました。頭を暖かく柔らかく包み込んでくれる帽子。主張のない細かなモチーフで。オーガニックアルパカのお帽子も会場にお持ちできそうです。ART&CRAFT静岡手創り市は10月12日と13日に静岡縣護国神社にて開催されます。数は多くありませんが、ひと針ひと針編んだもの、ステッチしてものをお持ちします。お時間がございましたらぜひお越しくださいませ。編み物を持ってきていただいてもかまいません。色々なお話を共有できたらと思っています。ただ決して話し上手ではありません... お客様との再会も楽しみにしております。

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エクアドルの家族経営のアルパカ牧場で育ったオーガニックアルパカの糸で編みました。

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無染色のやさしい色と風合いです

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今朝のみいさん。朝の外を見つめます。

2019/08/25

かわいいあずきさん

今年も秋のイベントに参加させていただけることになり、準備を進めております。イベントが近くなってきたら詳細をお知らせしたいと思います。昨日はお手玉用のあずきを買ってきて詰める作業をしました。十勝産の小さめのあずき選んで、程よいグラム数を測りながら仕上げました。BLUE SKY ALPACAのベビーアルパカ100%を使用したとても手触りの良いお手玉になりました。お手玉を入れる麻袋を作って完成です。お手玉って作っていると和菓子をつくっているような感じがしてきます。両サイドのつまんだ部分や、手のひらにのせたサイズなど。手のひらから伝わるほんのりとしたあたたかさ、あずきの揺れる音、お手玉の遊び運動が癒しになればいいなと思います。たくさんのものは準備することができないのですが、イベントまでがんばります。

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しろ、ライトグレー、ライトベージュ。どれも優しい色でお気に入りです。

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両サイドをつまんだかたちがなんとも言えないかわいさで、作っていて癒されます。

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なまえ、いろ、かたち、つや、お味、いつもお世話になっています。無くてはならないそんざい。

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昨日のみい。毛の密集具合がたまらなくて、逆毛を立てるように逆方向になでなで。いつも嫌がることなく触らせてくれて、癒してくれてありがと。ウールもそうですが、編み物というより毛が好きなのかもしれません。ただの毛マニアです。

2019/08/20

お盆が終わって

これといった予定は無かったけれど、久しぶりに指折数えながら楽しみにしていたお盆もあっという間に終わり、今宵も裏庭では秋の虫のこえが聞こえています。8月10日でこのマンションに引っ越してきてまる4年が過ぎました。お手入れのために、8月10日は母が大掃除に来てくれることになり、お盆少し前から雑巾をちくちく縫いはじめました。学生以来の雑巾縫い、思っていたよりも時間がかかりました。NHKの番組の美の壺の大掃除の回で、雑巾について語られていて。それを参考に白いタオルを買ってきて、半分に切って、間に1m100円の買ってきた手ぬぐい生地を間に芯として挟んで、赤い木綿糸でチクチク。8枚の雑巾が出来上がりました。使い心地も、絞りやすさも良かったです。拭き掃除が丁寧にできそうです。古い我が家ですが、これからも大切に手入れをしていきたいと思います。

今日で愛猫が我が家に一緒に済むようになって1年です。もっと長く一緒にいるような感じがしています。いろいろな表情を見せてくれて、私の日々を変えてくれました。毎日何度、かわいいねぇって口にしてきたことか。たくさんの生きるパワーをいただきました。最近の心配は相棒を作ってあげた方が幸せなのかということ。幸せであってほしいと願う日々です。ふと思ったことは、人に対しても同じような気持ちで向き合わなければということ。当たり前が当たり前になってしまっているなって。奇跡であるご縁に感謝しながら。

ウールを触るのが好きなのですが、編み物をするには暑苦しい夏も大好きなシーズン。お盆が終わると夏の終わりも見えてきて、少し寂しい気持ちにもなっています。時間の流れは早すぎて、気持ちや身体がそれについていけなくて。やり過ごすことが無いように後悔のないように、優先順位の高いものからすこしずつ確実に一歩一歩行くしかないと、今年の残りの日々への誓いをたてつつの今日です。

暦の上では秋ですが、まだまだ暑い日も続きます。みなさまもご自愛くださいませ。

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小物には赤が使いたくなります。きつめに縫って、シワシワに。汚れが取りやすいです。

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秘密の通路から覗くみいさん。大きく大きくなりました。

2019/07/14

小さなトート

前回の綴りから1ヶ月近く経つことに驚きます。晴れ間が少ない梅雨のせいか、とてもだるいということを耳にします。先週末は婦人科検診一式と今週末は歯科検診と、7月はケア月間になっています。婦人科検診は乳がん検診のエコーとマンモグラフィー、子宮頸がん検診、それと今年は初めて血液からガンをしらべる腫瘍マーカー検査をしてみました。卵巣ガンと子宮体ガンです。結果はまだ戻ってきていませんが、やっておけば良かったと後悔したくないので、年一回の生活習慣病検査以外に必要かなと思うものを自身で検査しています。一つ言えるのは検査はとても疲れるということ。ぐったりでした。

気忙しく過ぎる日々の中、少しずつ今季のアイテムの製作を進めています。下の写真の小さなトートは友人からいただいたハワイのお土産トートが基になっています。とても気に入ってずっと使っていました。使い込んで汚れてもきたので、ちょっとそこまでという時に、お財布、スマホ、ハンカチ、口紅1本が入るくらいのトートを作ろうと、高さとマチのサイズを増やしつつバランスを見ながら作りました。原毛から手紡ぎした糸でフレンチノットを刺して仕上げ。とても丈夫で色も気に入って、良いものができたかなと思います。今季は数を多めに作っていく予定です。私はウールが好きなので、糸を使ってステッチをしたりするのですが、このステッチが無いととても味気なく感じてしまうので(ウール好きの錯覚かも)、小さなものですが、毎回ステッチを入れるようにしています。動物や植物からいただく素材の存在感とパワーかなと感じています。編み物をされる方も余り糸をとっておくと、ちいさなステッチに使えますので、意識的に残しておくと良いかと思います。身の回りのものに刺してみてください。愛着度が変わりますょ。

スピナッツさんから届いているゴットランドがまだ洗えていないので、それも進めつつ、準備ができたら綴っていこうと思っています。

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ベージュとスモークグレー、両方ともとてもよい色目です。お財布が縦に入れられるように少し縦長にしています。

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内側にポケットをひとつ付けています。内布も同じ生地を使用しているので、とても丈夫です。

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ブラウン、ベージュ、白の糸を使用して

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グレーのグラデーションと白を使用して

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トートの基となった友人からのお土産トート

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今年は梅雨の晴れ間が少なく、ゴーヤの育ちも遅いような、でも毎日1cmくらいずつ成長します。大きくなーれ。

2019/06/22

夏の帽子

5月に日傘紛失事件があって。普段ものを無くした時はとことん色々なところに問い合わせて探します。日傘を無くした時は熱田神宮とホームセンターに行っただけだったので、ホームセンターに問い合わせをし見つからずでほぼ諦め、がっかりした気持ちをエネルギーに変え、今年は日よけ用に帽子を編もうと意気込みました。深めでつばの大きめなものをイメージして。エコンダリアを使用したかぎ針の本を買ってはみたものの、使用したかったDarumaのsasawashiではぴったりとこず、結局図案から自身で考えることに。糸が変わるとすべてが変わるという編み物の難しさを再認識。sasawashiを5号のかぎ針で編み始め、ブリムを編み始めた5段目で、4号針に変え、編み進めました。頭部分はふんわりと、ブリム部分は形が整えやすいようにきっちりと、が号数を変えた理由です。きれいなカーブを作りたかったので、なんか違うと思っては、何度も何度もほどいて編んで、で、やっと仕上がりました。思い描いていたかたちそのままにはならなかったけれど、大きめに編んだこの帽子の被り心地はとても良くて気に入って毎日被っています。同じ糸を使用してお散歩用に、普段使っているガラスボトルのケースを編んでみました。持ち手は皮ひもを使用しています。全てを同じ糸で作ることもできるのですが、メリハリが無くなるので、素材を変えることで引き締まった印象になるような気がしています。好きな色、素材、サイズ感で出来る、手作りの良さを感じられるひとつになりました。歩くことへの楽しみになれば良いかと思います。

自身の記憶があいまいになってきていて怖いのですが、日傘は家の片隅に戻ってきていました。持って出かけた、出かけてないの論争がありましたが、なんとか一見落着。

6月15日に自宅から徒歩5分のところにある正文館という本屋さんの体験会で己書(おのれしょ)を体験してきました。太い筆ペンを寝かせて文字や絵を書きました。20名程の参加者の作品を見ていると人柄が表れるような感じがしました。私が書いたものはどれも小さくて、自身のちまちまさが出ているなぁと思いました。もっと大胆に表現することも大切なのかなと感じました。無心になって集中するって良いですね。正文館は色々な企画があって、落語鑑賞にも参加したことがあります。古くて小さな本屋さんですが、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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darumaのsasawashi 3番色で編みました。すべて細編みです。

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糸と同じ赤色の入った革紐を東急ハンズで購入しました。皮に一箇所穴を開けて、同じ糸を通して留めました。

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庭作業中に撮影してもらいました。ブリムを4号針で固めに編んでいるのでくるんと曲げたり、伸ばしたりできます。sasawashiは和紙100%ですが、とても丈夫なので折りたたんで持ち歩けるのも便利です。シンプルにしたくて、ひもやリボンなどは付けませんでした。

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己書で書いたお地蔵さんとありがとう。ちいさなありがとうになってしまいましたが、とても気に入っています。

2019/06/09

編んでみませんか?(6)

前回の編んでみませんか?から気づけば1年が経っていました。時間の過ぎる早さに改めてほんとびっくり。

DIYが得意な友人からモザイクタイルをアレンジしたトレイの大きなものと小さなものをいただいて、とても気に入って毎日使わせていただいています。彼女のお母さんからも文旦や猫グッズなどもいただいて、何かお礼をと考えて、いつも使っているエコバックを夏の素材で作りました。私は編むことや少しの刺繍くらいしかできないので、2色の糸を使用して細編みのモチーフと同じ糸でフレンチノットを刺したバッグを作りました。生地は薄地の麻100%を使用して軽やかに爽やかになるように。バッグは横34cmx縦37cmのマチなしでワンショルダーの持ち手の長さは50cm程です。モチーフやステッチを入れることで、オリジナリティーが出て、少し特別なエコバッグになるかと感じています。少しの材料で出来ますのでぜひ作ってみてください。近くに出かけるときに使ったり、折りたたんでバッグに忍ばせても。かぎ針のモチーフの方はお揃いで小物入れも作りました。個人的にお揃いということにとても惹かれます。普段からニットやお揃いを身につけるのは2つまでと感覚的にですが決めています。;))

梅雨に入り、きょうも雨がしとしと。どっさりと買ってきた赤しそでジュースを作る週末です。暑かったり、肌寒かったり、自身があまり良いコンディションでないことを日々感じつつ、1日1日をゆっくりゆったりと過ごしていこうと思っています。皆様もご自愛ください。

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モチーフをアップリケしたバッグ。

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糸はDARUMAのGIMAの2色を6号のかぎ針で。

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出し入れ口にはファスナーを縫い付けました。

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ランダムにフレンチノットを刺しました。

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フレンチノットはかける回数を変えて大きくなったり小さくなったりしてくれます。

2019/05/29

松樹千年翠(しょうじゅせんねんのみどり)

笑われてしまうかもしれませんが、自宅のトイレに一冊の本が置いてあります。ほっとする禅語70という本なのですが、ふとした時にぱっと開いて、読むというか目を通します。その中の禅語で松樹千年翠(しょうじゅせんねんのみどり)というものがあります。バラは百万本で歌になり、満開の桜の下では大騒ぎ。流行を追うのと同じように人は一過性の華やかな美しさに集まる。それとは対照的に、365日変わらず緑を保つ松の木の青々とした生命力を称えた言葉です。移ろいやすい世の中の現象に振り回されず、黙って活かして、他をも引き立てる、そんな存在に気づいていきたい。その松の緑も季節によって緑を変化させていく、そんな変化に気づく余白を持っていたいと気づかせてくれる緑好きにはたまらない言葉です。

毎年母の日は名古屋市西区の庄内緑地公園にバラを見にいきます。今年は母、姉、姪とで大きなシーツを芝の上に敷いて、寝転がって木の葉越しに青い空を見て、爽やかな風を感じて、よい母の日を過ごせました。一年の中で限られた時期だけに咲く花は、あと何回母と一緒に訪れることができるだろう、と切なさをも感じさせます。お気に入りの小さな英語の本があってその中のお気に入りの一節に All you get is today, and next week maybe. But today, for sure.というものがあります。自分の手にある時間は今日だけ。おそらく来週もね。でも確かなのは今日だけなんだょ。これを読み返すと、一年先の母の日よりも今日、明日の母への、家族への一言が大切なのかなと感じます。

余白、余裕がなくては感じられない、じゃあ余白や余裕を持つには? と繰り返し考える日々です。そんな日々で充分だよね、とジムでステップのクラス後のぼうぜんとした頭で考える夜です。

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バラも緑も綺麗な庄内緑地公園。ニット好きな私は、訪れるたびに青空の下に椅子を置いて編み物ができたらどんなに気持ちいいだろうと思いつつ、一人では寂しいのでまだ実現できずにいます...

2019/05/19

おすそ分け

オーストラリアから届いていたタスマニアメリノの洗いの準備を少しずつ進めています。真っ白でとてもいい匂いのするフリースですが、もし触ってみたい方がいらっしゃったら、50g程ですが、おすそ分けしようと思います。一時的に個人情報をいただくことになりますが、すぐに情報を削除させていただきますのでご安心ください。60-80mm程の長さで16.3 micron / 60N/ktxです。一名様分です。ご興味のある方は下記メールアドレスまでお名前とお届け先をお送りください。普通郵便でお送りいたします。

※糸紡ぎをされる方からご依頼をいただきましたので、締め切らせていただきました。
contact@slowknitlife.jp(すべて小文字でお願いします)

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さらさらでとてもいい匂いがします。

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カット面。細かなクリンプが美しいです。

2019/05/03

令和になりました

日々がめまぐるしく過ぎて、令和の時代に入りました。不思議な感覚を感じています。ビートたけしさんの挨拶にあったように、平成の天皇の元、この日本に生まれて本当に良かったと感じています。令和は縮小傾向にある日本が足ることを認識し、日本人らしく、人、物、すべてのものに感謝しながら進んでいけたらよいのかなと思います。感謝するには、心と身体のバランスが大切で、人それぞれがまず自身を大切にしてあげることが大切かと思います。だいぶ前になりますが、自分を責めて、責めていた時期があって、その時は攻撃的な人が引き寄せられてきていたのを覚えています。自分だけではなく人からも攻撃を受けて、自分に本当に可哀想なことをしてしまいました。本当の意味で自分を守るのも、愛せるのも自分だけ。そんな小さなことを心がけて令和の日々を過ごしていきたいと考えています。

GWもあっという間に後半に入りました。28日はな東別院の手作り市に行ってきました。静岡で参加させていただいた静岡Art&Craftでお隣にいらした木+糸の石川さんにお会いしたくて。変わらず石川さんらしいアイテムが並んでいました。お会いできてとても嬉しかったです。そのイベントは数年前よりもずっと大きなものになっていて、すごい賑わいでした。5/1は愛猫が1歳になりました。未熟な飼い主の元、大きくなってくれました。出来る限り長く一緒にいたいと心から思います。ダイニングテーブル用の椅子をずっと探していたのですが、1日、ワグナーのCH23を2脚購入しました。令和もがんばっていこうねという自身への気合入れとして、プレゼントとして購入しました。届くのは9月頃ですが、楽しみです。今日は熱田神宮で令和のご挨拶をしてきました。お天気が良く、神社をそよぐ風が気持ち良かったです。みなさん御朱印のためにどれだけの時間がかかったのでしょう。長い行列がありました。

トマト、ゴーヤ、バジル、ミントの苗の植え付けなど、芽吹きの季節は忙しい時期でもあります。明日はようやく、オーストラリアから届いていたタスマニアメリノのお母さん(Alice)と娘(Alice Jr.)の原毛の洗いに取り掛かります。とても柔らかく繊細な分、洗いが大変ですが、少しずつ進めようと思っています。火事や事故などのニュースを目にしますが、安全に残りのGWをお過ごしください。

令和でも、どうぞよろしくおねがいいたします。

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ボリジも花が落ち始め、もうすぐ終わり。種を少し拾って、来年に備えます。

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いちじくの木の成長には驚かされます。植えたときは1Mくらいだったのが、今では3Mを超えるほどに。実もつき始めています。

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上下運動が盛んになったので、キャットタワーを設置。お気に入りの様子。

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キャットタワーの一番上の袋に入って眠るのが好きなようで、時折手や足がちょこんと出てきます。ほっこり。

2019/04/21

ひと針、ひと針

桜のシーズンが終わって、着実に準備を進めてきていた他の花たちも芽吹く季節になってきました。この季節が一年の中で一番好きで、芽吹いたばっかりの緑色が大好きでエネルギーをもらっています。母の終活のサポートで忙しい日々が過ぎていきますが、編むことも静かにゆっくりとスタートしました。アイルランドから届いたメリノのツイード糸。今年は新色のベージュとダークグレーを追加してみました。とても落ち着いた表情で、さっくりとして、弾力もあってとても良い糸だなぁと感じながら編んでいます。今年はどのようなかたちでニットをお届けできるかまだ未定ですが、少しずつ編み進めていっています。ご紹介できる時がきましたら、こちらでお知らせする予定です。

先日5月のWOWOWの番組表が届いて、世界は布思議〜布のおはなし〜というのが全4話で放送されるのを見ました。世界の布をたどり出会いと発見を紡いでいくドキュメンタリーとあります。布にご興味のある方はぜひ見てみてください。

庭では小手毬やハーブたちが元気に成長しています。昨日はハーブティー用にレモンバームを収穫して干しました。ほんのりレモンの香りがして美味しいお茶をいただけます。梅雨入り前にたくさん収穫をしようと考えています。あと一週間でゴールデンウィークにはいります。私は原毛を洗うのと、母から届く着物タンスへの整理などで過ぎていきそうです。どうぞ安全に思い出深いお休みをお過ごしください。

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ベージュ、グレー、ダークグレー。糸そのものの表情を残したいと思うほど、シンプルなものに。

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ツイードの入り方が自然というか、しっくりときていて。

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種が落ちて勢いよく繁殖したレモンバーム。この時期の葉が一番きれい。

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洗って、一枚ずつ水分をとって、ゆっくりと乾燥。

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小手毬。名前も形もパーフェクト。

2019/04/07

2019年の春

春よ来いという歌ができたのがわかるような。人は寒さに疲れてきて、植物は着実に芽吹きの準備をしていて、一斉に芽吹きのシーズンがきましたね。先週は姪に誘われ、名古屋市昭和区の山崎川へお花見に行ってきました。まだ蕾もあって、寒かったですが綺麗でした。姪は社会人2年目が始まり、自分の意見もあって、成長も伺えました。桜の開花のシーズンは忙しいシーズンの始まりです。楽しい忙しさなのですが、時間をうまく利用していきたいなと感じます。山崎川の桜、イチゴジャム、昨日外に逃げてしまった愛猫の写真を。

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日本の桜、美しい

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寒かったせいか、人が少なかったです

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蕾もまだたくさん

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白のようなピンクのような

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踊るいちご

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2回目のジャム完成。最初のジャムは家族へ。あと数回作って作り置きします。

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外には日差しも、虫も、兄弟猫もいて、出たくてたまらないみいちゃんの気持ち痛いほどわかる。猫1年生の飼い主も勉強してるから。待っていてね。5/1で1歳。大きくなったね。

2019/03/31

ティーコーゼ

今年に入って2月頃から変化を感じるようになりました。身内の話などで姉と会うことが多くなって、この先の将来のことを話している間に、二人で何か始めようかということになりました。目標は3年後ですが、ひとまずお茶を知ることから始めました。これから良さそうなあらゆるお茶を飲んでいこうと思っています。お気に入りのガラスのポットに合うティーコーゼとマットを作ってみました。ティーコーゼとマットを使用すると保温時間が全然変わります。色々なショップに行って、ティーコーゼを探してみましたが、今、売っていないのですね。本にもなかなか載っていないので形から作り方もオリジナルとなりました。そこにブディの刺繍を刺しました。久しぶりの刺繍で上手くは刺せませんでしたが、形や素材感は満足です。4gの茶葉に熱湯を注いで、少し特別なお茶に感じます。2006年頃に買ってあったお茶の本を出してきて、美味しく入れられるよう研究をしていきたいと思っています。

今年度も終わります。色々な番組も最終回を迎えることが多くて、寂しくも感じています。これからも日々をこつこつ生きていくことは変わりません。ゆっくりと進んでいきたいなと思います。よい桜のシーズンをお過ごしください。

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今回はFauchonのアールグレイを淹れました。

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刺繍糸を3本どりで刺しましたが、2本どりが良いかなと感じました。刺繍、下手です。

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コーゼに合わせてマットを。

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型紙とトレーシングペーパーで図案から布へ。

2019/03/19

細いマフラー

幅12cmのマフラーの工程を写真に撮りましたので、記録として。

編んだ場合と織った場合の違いが少しわかってきました。当たり前の事なのかもしれませんが、実感したことを少し。以前に原毛を扱う方に織る方が多い、それは早いからと聞いたことがありますが、早いです。編み物はひと針ひと針編み進めるので、幅が大きければ大きいほど手間と時間がかかりますが、織りは準備を終えて織り始めると幅はほとんど関係なく一段を終えます。10CMを織るために結構手間と時間がかかるのではと想像していましたが、思っていたよりもずっと早い。織りは縦糸と横糸で上下左右に糸が走るので、伸縮が少なく、一目の露出面積も小さいので、摩擦に強く丈夫な印象です。一段に必要な糸も編み物に比べて少なく済み、その為軽く仕上がる。このあたりが現在の感想です。始めるまでは織ることは特別で難しいものなどと考えていましたが、編むということを考えるとひと針ひと針としての手仕事が生きている感じがします。数本の針で表現するパターンもものすごく特別だなと感じます。編むことも、織ることも糸の準備の方法を含めると表現は限りないものになるなぁと感じます。

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ウール、アルパカ、ポリエステル混の余り糸で織った細いマフラー。パターンを入れて織ってみました。軽くて温か。色がやさしいので、春の間も身につけられそうです。測ってみたら57Gでした。

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森由美子さんがトークショーでおっしゃっててた巻きものの大切さがわかりました。前回は厚紙を使用して作業しましたが、今回、巻きダンを購入して使用してみたところ、織りやすくなりました。

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撮影しそびれましたが、今回は糸の無駄を減らすため50CM程の綿の導き糸を使用し、スクエアノット結びをして節約。

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織地。ふっくらするようにゆったりめに糸を通しました。

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庭に咲くユキヤナギ。数年で大きく育ちました。新たに購入しようと思い今日花屋さんに行ってきましたが、出会いがなかったので、挿し芽をして増やそうと考えています。

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昨年のボリジから落ちた種が育ち、今年も美しく咲き始めました。大好きなシーズンの到来です。

2019/03/10

織りあがりました

最初から細い素材にチャレンジし過ぎた感もありますが、なんとか織り上がりました。アルパカと手紡ぎのメリノ糸での織り地は柔らか! でした。サイズは24cm x 150cm。実際に織ってみて学ぶことがとてもたくさんありました。本などで学んできたひとつひとつの事に意味があることも理解できてきました。織りの教室に通ったらもっと早く習得できるのかもしれません。編み物でもやってきたように経験を積んでひとつひとつ学んでいこうと思います。2つ目は余っていた糸を使用して12cm幅のマフラーを織りました。昨日身につけて出かけましたがとても軽くてあたたか。次回ご紹介しようと思います。

2月24日にスピナッツさんの英国の羊展にお邪魔するために京都に行ってきました。思いがけず図書館で貸し出してもらった本の著者の森由美子さんのトークショーに参加することができました。途中からの参加になってしまいましたが、服地の織り方のスライドショーとローラグの作り方、糸紡ぎのデモンストレーションを見ることができました。織りを始めたところだったのでとても勉強になりました。森さんの糸を紡ぐ姿と手の美しさが印象に残りました。たくさんの工程をゆっくりと確実に進めること、とても大切だなぁと感じました。

織りに集中する日々が続いていますが、今少しずつ編んでいるシンプルなセーターも近々投稿しようと思います。今日は名古屋ウィメンズマラソン。すぐ近くの大通りを華やかなウェアを身につけた女性が走ります。それぞれの目標に向かって頑張りたいですね。まずは自分の目標を明確にすることが大切ですね。

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パターンが決まっていたらもっとスムーズに進んだかもしれません。適当に色を変えて進めました。

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肌に触れても優しい柔らかさです。

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織り始めを上から撮影したもの

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とてもすばらしい展示会でした。

2019/03/02

織りはじめました

3月に入り、お庭ではチューリップが芽を出し、ユキヤナギもちらりちらりと白い小さな花を咲かせはじめました。春はもうすぐそこですね。

織り機のセットアップが終わり、何を織りはじめようか考え、春らしいピンクベージュのアルパカの毛糸があったので、手紡ぎの白いメリノの糸とでワーピングボードを使用して整経し、織り機に糸を張り、25cm幅のマフラーを織りはじめました。苦戦する部分もありましたが、なんとか2X2のツイルを織っています。さっそく愛猫に数カ所をいじられてしまいましたが。少しずつ少しずつ織っています。ひとつひとつが勉強でとても楽しいです。いつ頃仕上がるでしょうか...

記録のお写真を少し。

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適当に色を配置しながら織っています。

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綜絖通しした白とピンクベージュの双糸。濃淡がきつくないので、柔らかな雰囲気です。

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まだボビンワインダーが無いので、手でボビンに巻いています。

2019/02/24

セットアップ完了

2ヶ月をかけて織り機が届きました。織り幅63cm、8枚綜絖のシャクト社のテーブルルームです。大型の国内で作られる手織機の納品が半年から8ヶ月かかるということで、テーブルルームを先に購入することを決めました。テーブルルームの中でもいくつかのメーカーのものを比べましたが、考慮にいれたかったのは織り幅、綜絖数、ヘドル、と織り機の材料です。織り幅はできれば大きいもの、綜絖数は8枚、ヘドルはメタル、材料はなるべく多く木材が使われているもの、と見ていってこの織り機になりました。スタンドはDIYで作りました。ホームセンターで木材と格闘しながら、声をかけてくださった2人のおじさまのアドバイスを受け、手作り感いっぱいのスタンドができました。これから届く道具も含め、あとは始めるのみ!というとこにきました。なにもかもがゆっくりのペースですが、織りというものがどういうものなのか、編むこととの違いなど感じていけたらと思います。もともと編み物の人なので、この小さなテーブルルームで十分で、大きな織り機は必要ないと感じるかもしれません。織ること自体が私自身に全然向いていないかもしれませんし、新しい発見を楽しんでいきたいと思います。またご報告していけたらと思います。

お天気の良い週末。良い時間をお過ごしください。

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幅が76cm、奥行きが66cmなのでテーブルルームといってもテーブルの上には置けず、スタンドを手作りしました。2x4を使用したら色味が似ていて一体感がでました。

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メタルのヘドル。

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織り機と一緒に5種類のリードを購入。細い糸から太めの糸まで織れます。シャクト社のシャトル用のボビンと追加のスティックシャトルがもうすぐ届きます。Ready to go!です。

2019/02/09

紡ぎ終えたメリノの糸

紡ぎ終えたメリノの糸の写真を撮りましたのでご紹介します。すべてメリノのトップからショートドローで紡ぎ双糸にしたものです。撚り止めで膨らみふっくら柔らかです。メリノを選んだ理由はTHE SPINNER'S BOOK OF FLEECEという洋書の中の一枚の小さなショールの写真からです。生成りのメリノがTWILLで織られたなんとも優しい風合いに、こんな感じのものが織ってみたいという気持ちになりました。そのショールの説明は、すべて紡毛糸で、縦糸は2-PLYで横糸は単糸で織り上げたとのこと。洗濯機を10分回して、乾燥機に10分入れ縮絨したとあります。はじめて織る予定の小さなマフラーは全て双糸でTWILLで織りたいと思っています。色は3色のトップから4種の糸を紡ぎましたが、本の中の写真のようにすべて白で織ってみたい気もしていて。迷っています。あまりペラペラで薄いものは好みではありませんし、しっかりと厚みがありながらも柔らかで温かいというものを織っていきたいです。織り機が発送されたという連絡があったのでもうすぐ届くと思うのですが、楽しみです。

今年に入って、おやつはなるべく手作りしようとしています。今朝、冷蔵庫で一晩寝かせたサブレを焼きました。食べ過ぎ注意なのですが、サクッと軽くて本当においしいです。これはよく作るのですが、今回は砕いたクルミを入れてみました。ナッツとサブレはとても合います。薄力粉150Gと粉糖65Gをふるいにかけた中に120Gの小さく切ったバターを入れて粉状になるまでバターをつぶしながら手で混ぜます。サラサラになったらアーモンドプードル30Gと卵黄1個分と塩ひとつまみを入れて混ぜて塊にします。それを棒状にしてラップで包み冷蔵庫で一晩寝かせます。焼く前に1.5CMほどにカットしてグラニュー糖をまぶして180℃のオーブンで13分焼きます。クルミを入れる場合は棒状にする少し前に入れると良いかと思います。ぜひ焼いてみてください。次はレモン風味のサブレにチャレンジしてみようと思っています。

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全てメリノ。右の白はオーガニックメリノ、2番目が白とライトグレーでPLYしたもの、そしてライトグレー、ブラウン。どれもふっくらと膨らみました。気持ち良い手触りです。

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メリノを織ってみたあとは原毛から紡いだロムニーや今年に入って紡いだカシミアにもチャレンジしてみたいとも思っています。手前から、白の単糸のロムニー、グレーのロムニー、トップから紡いだ双糸のライトブラウンのカシミア。

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クッキーよりもサブレが好きで、長い間焼いているもの。お家でこれが作れるのは嬉しいです。サクッとして、ほんのり甘くて。

2019/01/27

Lana(ラーナ)に変わります

寒い日が続きますが、変わりなく元気にお過ごしでしょうか。本当に寒いですね。

ニットの活動を始めてからSlow Knit, Slow Lifeとう名称で活動してきましたが、色々と考えた結果、Lana(ラーナ)に改名することにしました。活動を始めた頃は、程良い名称が思いつかず、漠然と想いを単語で並べたSlow Knit, Slow Lifeとしてきましたが、手紡ぎを始めて原毛に触れるようになってから編むことだけではなくて織りにも興味を持ち始め、自身は今までよりも増して大のウール好きであるなぁと感じ、とてもシンプルにウールをイタリア語にしたものにしました。飾らない音、形が良いかなと感じて。WEBサイトのアドレスも当分はこのままですし、大きくは変わらないのですが、少しずつSlow Knit, Slow Lifeでは検索ができなくなっていくかと思います。

12月にオーダーした織り機がまだ届かず首を長〜くして待っています。届くまでに糸を準備しておこうと少しずつ糸紡ぎを進めています。最初に何を織るか考えた末、3色のメリノのトップから紡いだ4種の双糸でシンプルなパターンのマフラーを織りたいと考えています。次回の投稿で糸を投稿しようと思っています。今日紡ぎ終えた95gの白い双糸のメリノ。466メートルの糸になりましたが、座りっぱなしは腰に良くないのを痛感...

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少しやわらかなイメージになったでしょうか。

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日向ぼっこが1日の中で幸せな時間のよう。今日は岩合光昭の世界ネコ歩き2を見てきました。ネコ歩きのサントラが流れる中、可愛いネコたちの写真と岩合さんの優しいコメントに癒されました。2/5からねことじいちゃんの展示がテレピアホールで始まります。2/10,11 と岩合さんのトークショーがあるようで、楽しみです。前売券を購入してきました!!

2019/01/14

初紡ぎはカシミア

5日頃から風邪をひき、ベッドの中で過ごす、ある意味ゆっくりとしたペースの2019年の始まりでした。冬は空気が澄んで、肌にさす冷たさを楽しんでいたのですがダウン。少しずつ良くなってきて、本当に少しずつカシミアを紡ぎました。ステイプルが短いので、切れないように慎重に紡いで300mの双糸にしました。とてもなめらかなので肌に触れるものを編みたいと考えていますが、まだこれというものは決まっていません。編んだ後の縮絨によってカシミアらしさがもっと出てくると思うのでそれも楽しみに編むものを決めていきたいと思います。

冬のおやすみで家にいることが多くて、裏庭からベランダを5匹の猫が行き来していることがわかりました。そのうちの2匹は保護した愛猫の母と兄弟。あなたたちいたのですか?とびっくりなのですが、愛猫は母猫を恋しがり、寂しい鳴き声を上げるときがあります。その他は首輪をした猫、年老いて目を悪くしている白と黒のボス猫、と白と黒の別の猫。網戸のそばまで来て部屋を覗いてくるので、見ていると楽しくて最近は猫社会をじっくりと観察しながら入れ替わり訪れる猫のお客さまを楽しんでいます。名古屋のテレピアホールで岩合さんの猫歩き写真展が開催されています。猫好きな方、行ってみてください。来月にはねことじいちゃんという岩合さん監督の映画も放映されるということで、それも楽しみです。

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300mを紡ぐのにかなり時間がかかりました。撚りは少し強めに。光沢がうつくしいです。

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細めに紡いだシングルの余り。

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紡いでいると膝に眠りにきます。目が開くと糸が狙われる、とドキリとします。

2019/01/05

あけましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

今年は長いお正月休みの方が多いようですが、いかがお過ごしでしょうか。2日から75分のハードなヨガクラス、3日はバレトンと、筋肉痛の新年を過ごしています。12月は多忙でジムに数回しか行けなかったので、今年は太ってしまった身体に鞭をうってダイエットに励もうと思います。それ以外ではほとんど家にいて、陽だまりのなかで猫とまどろんで、ニットの手入れをしたりしていますが、かなり使い込んで穴が開いていたちょこっとお出かけバッグを作り直しました。いつものリネンに裏地をつけて頑丈にし、原毛を紡いだ糸でフレンチノットを刺してみました。いつもは四角なのですが、今回は丸く、感覚で刺しました。原毛はゴットランドのグレーの濃淡3色とコリデールの白の計4色で刺しました。リネンはシワができやすくて、刺繍枠を使うとアイロンをかけても跡がとれないので枠を使わず刺しましたが、枠を使用しないと布が引っ張られるので、やはり枠を使用する方が綺麗に仕上がるのかもしれません。

という感じで、年始はチクチクから始まりました。代わり映えのしない日々が続いていきますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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いのししさん。

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ワンショルダーで底は角丸に仕上げました。

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写真を撮っているといつも愛猫が寄ってきます。

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この家で住むようになって4ヶ月ほど。手足も太く、毛並みも綺麗になってきました。可愛くて可愛くてメロメロです。猫の手って格別に可愛いです。丸くて可愛いのですが、ときおりニョキッと爪がでてきて、野生の魅力たっぷり。

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フレンチノットのクローズアップ。針にかける回数を変えると大きくなったり、小さくなったり。メリハリがあると良いと思いました。すべてをフレンチノットで埋め尽くさず、余白も含めながらの丸いかたちがちょうどよい感じがしました。